最初に、猫の来歴と、どういうことを聞きたいかという人間側の打ち合わせがあります。
マイケルはウールサッキングと吐き戻し、ティグはマイケルの食事を邪魔する事をそれぞれ聞いてもらうことにしました。
ところで、聞いてもらってる途中って、人間はホントにする事がないんですね。何を言われてるのか、閻魔さまの裁判もかくや、という感じで戦々恐々と窓の外を見てました…。
10分ちょっとぐらいでしょうか、まず、マイケルとの会話の結果を話していただきました。
「自分を見てくれてない、っていう思いが強いみたいですね。 ………表情がよくわからないので、喜んでるのか分からない。自分がここにいていいのかとか、とにかくいろんな事を考えてるみたいです。」
まってw まずそこにダメだしなのwww
リアルに orz ってやりそうになりましたよ…。ごめんな、無表情な飼い主で。言葉と態度で伝わってると思ったよ! つかオーバーアクション必要なのか!!
ウールサッキングはやると安心するらしい。吐き戻しも、心配してたような内臓系がどうこう言うことではなく、精神的に不安定な時にやらかすとか。
私が片づけてるのを見ると、構われてると思って安心できるんだって。なんという悪循環…。
そしてティグ猫。
これも驚きました。岩津さんがあいさつする前に「オレは強い!!」って言ってきたそうです。なんだそれ…?
「自分は強いって事を主張したいらしいです。昔弱いもの扱いされたことがトラウマになってるようで…。だから、弟扱い、二番目扱いも気に入らないみたいですね。
正直食事にはそんなに執着がないんですが、強さを主張したくて邪魔しにいくそうです。」
うちに来てから弟扱いはしても弱いもの扱いはしたことが無かったので、自分ではそのつもりはないこと、思い当たるとすれば、シェルターからの譲渡時に「3回も猫風邪引いたので気を付けてくださいね」と散々念を押された事ぐらいなので、そう伝えました。
「とにかく強いことを証明したいみたいで、ずっとものすごく気を張って疲れてると思うんです。最初からそうだったので本猫も気づいてないだけだと思いますが…。」
えっと…思ったより非常事態です。まさかそんな状態だとは。きょうだい仲については割と多い状況らしく、岩津さんからはこんなアドバイスをもらいました。
「まず一度、これまでの事を謝って、それから家族会議をした方がいいと思います。その時、くれぐれも言葉を選んで伝えてください。」
「ティグちゃんには、いつも見張りをありがとう、という感じで強いという部分を丁寧に褒めてあげる、マイケルちゃんには、どうしてティグちゃんを迎えたか、もう一度しっかり説明して、できればオーバーアクションで分かりやすく心を伝えてあげてください。」
関係性が良くなれば、ウールサッキングも吐き戻しも軽くなるそうです。
ティグからするとマイケルは兄として頼りないそうで、それの二番手と言われるのも嫌なんだとか。こちらも気を張る生活から解放してあげないとね…。
なんだろう…仕事してるほうが解りやすいよ…… orz
しかもまさか根本の部分を疑われてるとは。
岩津さんによると、マイケルは神経質で考え込みやすく、ティグは肝が据わってるそうです。だからうまく回れば最強のコンビになるとか。
元々そのつもりでティグを選んだので、選択は間違っていなかった、ということですね。(かかりつけ医さんビンゴ。さすが。)
まさか猫に無表情のダメ出しを出されるとは…。これでも精一杯甘やかしてきたつもりなんだけど……。
さっそく家族会議を開いてみたけどそんなにすぐ変わるはずもなく。折に触れて話し合っていくつもりなので、最低でもマイケルの吐き戻しが良くなればいいな、思います。
これからやり直しだね…。ボチボチがんばります。
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