5時:
起床。一日の始まりは入念なマッサージからと決めているので、下僕を小突いて起こす。顎の下や頭の後ろなど、自分では手が届きにくいところを重点的にマッサージ。
今朝は寒いのでそのまま下僕で暖をとる。身体が温まった所で縄張りの見回り開始。
小腹が減ったがまだ食事が出て来ないので、下僕を小突く。毎朝勘違いしてマッサージの続きを開始するのだが、いつになったら覚えるのだろうか。
大人しくマッサージさせてやっているうちに食事の出る音がするのでダッシュで食べに行く。
7時:
嫌いな食事ばかり残ったのでオヤツを出すように下僕に要請するが、全く聞き入れられない。腹がたったので腕をかじったり跳びかかったりしてウップンを晴らす。
まだ起きないので城(キャットタワー)の頂上から下僕を見張る。
7時30分:
やっと下僕が起きてオヤツを追加する。なぜ毎朝こんなに遅いのか。オヤツが終わる頃、下僕が水でバシャバシャやりはじめるので、飲みやすい位置に水を流すように命令。
下僕の手から舐める水はほんのり塩味で美味い。
8時:
食後の休憩。
以前は下僕と一緒に出かけようと玄関まで行ったが、出してくれないことが分かったので無視して軽く睡眠をとる。
11時:
起床。軽く食事をとる。
下僕が「自宅警備をお願いします」と頼んで出かけたので、しょうがなく窓の外やベランダを中心にチェックする。
あの遠くでヒラヒラしてるの(虫や鳥)はどうやったら捕まえられるだろう。特に異常がなかったので夜に向けて就寝。
17時:
起床。
念のため見回ったら小虫がいたので叩いたり齧ったりしてみる。下僕がいないのでぬいぐるみやクッションで一人遊び。
18時:
食事。
出てきた分に美味しいカリカリが混ざっていたのでそこを中心にちょっとだけ食べる。下僕が帰ってこないとオヤツが追加されないので、残りはラグマットで隠しておく。
20時:
まだ下僕が帰ってこない。今日は遅いようだ。イライラしてきたのでクッションやぬいぐるみをかじり倒す。
まったく下僕は毎日何をしているのやら。
21時:
やっと下僕が帰って来る。
玄関まで出向いて自宅警備の完璧さを褒め称えてもらい、慰労のためにヒゲ周りをマッサージしてもらう。どうでもいいから早くオヤツを出せ。
22時:
下僕が何やらやっているのを無視して遊ぶように命令。飛んだ時に爪で下僕を引っ掛けたらしくて悲鳴を上げたが無視して続行。
時々ちょっとだけ休憩しているのを終了と勘違いするので、その度にオモチャを出させるのが面倒くさい。
23時:
飽きたので遊びを終了して軽く夜食。
下僕がテレビの前から全く動かないので、自分はテレビ裏の気持ちのいい場所で下僕の監視をしながら毛づくろい。一日で一番のんびりした時間。
24時:
下僕就寝。自分はまだ眠くないので、哀れっぽい鳴き声で起こそうとしてみたが怠惰にそのまま寝てしまう。失敬な。
手を齧っても両手で布団を叩いても(※両手に全体重をのせて「ドーン!」とやる危険な遊び)起きないので、諦めて一人遊びに興じる。
25時:
本日の最終見回り。
特に問題がなかったので、夜食を食べたあとそのまま窓の外の風景を眺めて過ごす。小さい人間がチョロチョロ歩いているのが面白い。いつかあれを叩いて遊びたいものだ。
26時:
下僕を監視しながら自分も就寝。
ジタバタ動くのに寝てるってホント謎な生き物だと思う。
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